最初の選択肢:そもそも教えない
来客がインターネットを使えれば十分なら、メインのパスワードを教えるよりも、ゲストネットワークを使うほうが優れています。
- 来客から、プリンターやパソコン、スマート家電などの家の機器を切り離せます。
- 簡単なパスワードにしたり、頻繁に変えたりしても、自分の機器の接続が切れません。
- 多くのルーターで、ボタンひとつでゲスト用をオフにでき、来客が帰ったら止められます。
ルーターの設定画面で「ゲストネットワーク」または「ゲストSSID」という項目を探してください。設定画面の開き方は、ルーター本体のラベルに書かれていることが多いです。
目の前の人には:QRコードや共有機能で
スマホが隣り合っているなら、標準の機能が一番スマートです。
- iPhoneからiPhone: 相手がそのネットワークに接続しようとすると、あなたのiPhoneにパスワードの共有を提案する画面が出ます。それをタップして送ります。
- Android: Wi-Fi設定を開き、接続中のネットワークをタップして共有を探します。QRコードが表示されるので、相手のスマホのカメラで読み取ってもらいます。
読み上げる必要も、入力する必要もなく、どこかにコピーが残ることもありません。
遠くの人には:期限つきのクリップで
家族が明日泊まりに来る、同居人があとで帰ってくる、離れた席の同僚が使いたい。そんなときは、期限つきのオンラインクリップボードを使うと、チャットの履歴にパスワードを残さずに済みます。
- ルーターのラベルやパスワード管理アプリから、パスワードをコピーします。手で打つ場合は、一字ずつ確認してください。
- このサイトを開き、テキストを送るに貼り付けます。どのネットワークのものか分かるように、上の行にネットワーク名を書くと親切です。
- 保存時間を10分にして、最初の閲覧後に削除をオンにします。
- クリップボードに保存をタップし、相手には6桁のコードだけを送ります。QRコードを読み取ってもらってもかまいません。
- 相手はテキストを受け取るタブでコードを入力し、パスワードをコピーして、Wi-Fi設定に貼り付けます。
最初の閲覧後にクリップは消えるので、あとからコードを見つけた人がいても、何も手に入りません。できれば電話や直接会ったときにコードを伝えて、使う直前に開いてもらってください。
共有しやすいパスワードにする工夫
- 読み間違えやすい文字を避ける。 数字の0とアルファベットのO、数字の1と小文字のlなどは見分けにくいものです。
- 長くて覚えやすい言葉の組み合わせにする。 短くて複雑な文字列より、長い言葉の組み合わせのほうが入力しやすく、強度も高くなります。
- QRコードを印刷して、玄関や共有スペースに貼る。 店や民泊でよく使われる方法です。ただし、貼る場所には注意してください。
- ゲスト用のパスワードは、来客のたびに変えられるようにしておく。
やってはいけないこと
- グループチャットやSNSに書く。 多くの人が見られ、履歴が検索されます。
- メインのパスワードを、そのまま付箋でモニターに貼る。 来客が写真に撮れてしまいます。
- ずっと同じパスワードを使い回す。 他のサービスと同じにするのは、もっといけません。
- 口頭で、周りに人がいる場所で言う。 聞こえてしまうことがあります。
漏れたかもしれないと思ったら
知らない人に使われていそうなとき、パスワードを送ったメッセージが残っているとき、端末をなくしたときは、ルーターの設定でパスワードを変更してください。変更したら、家族の端末や家電のパスワードも、新しいものに更新するのを忘れずに。
うまくいかないとき
QRコードで接続できない。 相手のスマホが古いか、カメラの設定でQRコードの読み取りが無効かもしれません。その場合は、期限つきのクリップで送ってください。
パスワードが違うと言われる。 大文字小文字や、似た文字の取り違えが原因のことがほとんどです。貼り付けで入力すれば、この間違いはなくなります。
コードが見つからない。 期限切れか、既に一度開かれた可能性があります。新しく作り直してください。
パソコンやスマホのあいだで他のテキストを送る方法は、スマホからパソコンにテキストを送る方法をご覧ください。iPhoneとWindowsのあいだなら、iPhoneとWindowsでコピペする方法が役立ちます。