まず結論:状況別のおすすめ
スマホからパソコンへ文字を送る方法はいくつもあります。迷ったときは、次の表から選んでください。
| 方法 | 必要なもの | 向いている場面 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| オンラインクリップボード | 両方にブラウザ | 今すぐ一度だけ送りたい、他人のパソコン | 期限が来ると消える |
| LINEのKeepメモ・自分宛てメッセージ | 両方に同じアプリ | あとで見返したい | 履歴が残る |
| 自分宛てのメール | 両方でメールにログイン | 長い文章、添付ファイルあり | 手間がかかる |
| メモアプリ・クラウド文書 | 同じアカウント | 書きかけの文章 | 全部アカウントに保存される |
| Phone Link(スマートフォン連携) | 対応するスマホとWindows | 同じ組み合わせで毎日使う | 最初に設定が必要 |
方法1:オンラインクリップボードを使う
オンラインクリップボードは、コピー&ペーストを2つの端末のあいだで行うための仕組みです。ログインもアプリのインストールも要りません。会社や学校、ネットカフェのパソコンなど、自分のアカウントを使いたくない場面に最適です。
- スマホでこのサイトを開き、テキストを送るに文章を貼り付けます。
- 保存しておく時間を選びます。ちょっと送るだけなら10分で十分です。
- クリップボードに保存をタップします。6桁のコード、短縮リンク、QRコードが表示されます。
- パソコンでこのサイトを開き、テキストを受け取るを選んで6桁のコードを入力します。文章が表示されるので、コピーするか.txtファイルとして保存します。
安全に使うためのコツ:
- 保存時間は短く。 コードが有効な時間が短いほど、他人に推測される危険は小さくなります。
- 大事な内容は「最初の閲覧後に削除」をオンに。 パソコンで一度開くと、サーバーから消えます。
- パスワードを設定する。 暗号化はお使いのブラウザの中で行われるので、運営者を含め、パスワードなしでは誰も内容を読めません。
- コードを打つより、QRコードを読み取る。 パソコンの画面にQRコードを表示して、スマホのカメラで読み取れば、数字を打つ手間もありません。
方法2:LINEのKeepメモや自分宛てメッセージ
LINEには、自分だけが見られる「Keepメモ」があります。スマホで貼り付けておき、パソコン版のLINEで開けば、そのままコピーできます。履歴が残るので、あとからまた探せる反面、パスワードなどを入れっぱなしにするのはおすすめできません。不要になった内容は忘れずに削除してください。
方法3:自分宛てにメールを送る
最も古くからある方法で、長い文章にも向いています。スマホで自分宛てにメールを送り、パソコンでそのメールを開きます。他の方法に比べると遅く、共有のパソコンで自分のメールにログインするのは気が進まない場合もあります。
方法4:メモアプリやクラウド文書
これから文章を書き進めるなら、端末のあいだで同期される文書を使うのが一番です。パソコンで同じ文書を開いて、続きから書けます。一方、その場限りの受け渡しには向きません。すべてがアカウントに保存されるからです。
方法5:Phone Link(スマートフォン連携)
Windowsには、対応するAndroidスマホと連結して、通知やファイルを共有できるアプリがあります。AndroidにもNearby Share(クイック共有)という近くの端末への共有機能があります。最初に設定すれば便利ですが、同僚のパソコンや図書館のパソコン、メーカーの違うスマホには向きません。
どれを選べばいい?
- 他人のパソコンを使う、設定する時間がない: オンラインクリップボード
- 送った記録を残したい: Keepメモやメモアプリ
- 長い文書や添付ファイルがある: メール
- 毎日同じ2台を使う: Phone Link
うまくいかないとき
「このコードのテキストは見つかりませんでした」と出る。 期限切れか、「最初の閲覧後に削除」で既に開かれた可能性があります。数字を確認し、スマホから新しく作り直してください。
文字化けのように見える。 日本語や絵文字はそのまま届きます。変に見える場合は、元の文章に特殊な書式用の文字が入っているかもしれません。いったんメモ帳などに貼り付けてから、もう一度コピーしてみてください。
文章が長すぎる。 1回に保存できるのは最大10万文字です。それより長い場合は2回に分けてください。
コードを入力しても開けない。 テキストを受け取るタブになっているか、リンクではなく数字を入力しているかを確認してください。リンクをもらったときは、そのまま開けば大丈夫です。
関連する使い方
iPhoneとWindowsパソコンのあいだで文字をやり取りしたいときは、iPhoneとWindowsでコピペする方法を、家に来た友人にWi-Fiのパスワードを伝えたいときは、Wi-Fiのパスワードを共有する方法をご覧ください。